ネットワークセキュリティとは?種類や役割について詳しく解説!

 2021.08.13  クラウドセキュリティチャネル

ネットワークセキュリティは常に確保されるべきものですが、その厳密な定義を改めて問われると、正確に答えるのは難しいかもしれません。

本記事では、ネットワークセキュリティについて詳しく解説します。役割や必要性、クローズドネットワークとオープンネットワークの差異、セキュリティ対策の特徴など説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ネットワークセキュリティとは

ネットワークセキュリティとは、コンピューターや企業ネットワークを外部の脅威から守るためのセキュリティ対策を指します。近年ではテレワークの普及が進み、通信回線を介したネットワーク上で仕事を行う企業が増加しているため、より一層ネットワークセキュリティの重要性が高まっています。

企業のサーバーや、コンピューター、タブレットなどのデバイスには、企業の機密情報や、顧客、社員などの個人情報といった情報資産が保存されています。これら重要な情報資産の保全は企業経営にも影響するため、ネットワークを通じて攻撃を仕掛けてくるサイバーテロから情報を守る対策が必要です。サイバー攻撃には、ウイルス攻撃や盗聴ツール、不正アクセスなどさまざまな攻撃があり、どれも日々多様化しています。危険なサイバー攻撃を防ぐためには、幅広い危険への対応を可能にするネットワークセキュリティの導入が必要不可欠になっています。

ネットワークセキュリティの役割

ネットワークセキュリティには、サイバー攻撃対策と内部不正対策の大きく分けて2つの役割があります。外部からの危険と内部の問題に備えられる働きを持っていると、安心して業務に取り掛かれるでしょう。

サイバー攻撃対策

サイバー攻撃には、不正メールやコンピューターウイルス、マルウェア、ランサムウェアなどさまざまな種類があります。サイバー攻撃被害は年々増加しており、攻撃の方法もより複雑化してきています。サイバー攻撃は、従前のような愉快犯による派手な攻撃から、徐々に金銭や情報窃取などを目的とする巧妙で目立たない攻撃に変わってきているため、近年ではサイバー攻撃の発覚が遅れて被害が拡大してしまうケースもあり、注意が必要です。OSの脆弱性を利用したワームの感染などが多かったこれまでとは異なり、近年ではIoTへの不正アクセス、身代金を要求するランサムウェアへの感染など、複雑な攻撃による被害を受けるケースが増加しているため、現在のサイバー攻撃に対応できる最新のネットワークセキュリティを取り入れる必要があります。

そもそも、サイバー攻撃には無作為に行われているものもあり、企業ネットワークはいつどのような攻撃が仕掛けられるかわからない状態に置かれているといえます。サイバー攻撃の脅威から会社の重要なデータを守るためには、ネットワークセキュリティに対する意識を持って常に適切な対策を行っておくことが大切です。

内部不正対策

ネットワークセキュリティでは、外部からの攻撃だけでなく内部の不正、業務上のミスなどの対策も必要です。日本でも実際に内部不正による情報漏洩、送金、書類の偽造など、さまざまな攻撃が行われたケースがあります。

たとえ内部の人員に問題がない場合でも、ID・パスワードの物理的な流出などにより、悪意ある第三者からのサイバー攻撃を受けてしまうケースはあります。情報漏洩や機密情報への不正アクセスなどが行われていないかは常に監視されるべきであり、たとえネットワークを利用できる人物の操作とみられる場合でも、不審な操作を発見するための対策は必要です。ログ監視、ファイルの暗号化など、内部不正への対策により、万が一問題が発生したときでも迅速な対応が可能になります。

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ネットワークセキュリティの種類

ネットワークセキュリティには、2種類のタイプがあります。ネットワーク形態にはクローズドネットワークとオープンネットワークの2種類があり、ネットワークセキュリティもそれぞれのネットワーク形態に適した種類が存在します。種類によって異なるネットワークセキュリティの特徴について説明していきます。

クローズドネットワーク

クローズドネットワークとは、完全に外部から独立した企業内のサーバーや端末だけがつながっているネットワークのことです。インターネットにつながっていない社内イントラネットなどがクローズドネットワークの代表的なものであり、企業の関係者しか利用ができません。そのため、インターネットを介したサイバー攻撃の心配がないなどのメリットがあります。

クローズドネットワークのセキュリティ対策は、主に外部ではなく内部の不正に向けた対策です。インターネット経由のデータ流出はなくても、データの持ち出しやID・パスワード流出による不正ログイン、権限を越えたアクセスなどへの対策が必要です。

出入口への監視カメラ設置、操作ログ取得、アクセス制限の適切な付与と制限(多要素認証など)、USBメモリなど外部接続機器の使用制限、システム運用ルールの厳格化、従業員のセキュリティ研修など、ネットワークリテラシー対策が内部不正の抑制に効果的です。

オープンネットワーク

オープンネットワークは、誰もが接続可能なインターネットと接続しているネットワーク環境のことです。働き方改革によりリモートワークに便利なクラウドプラットフォームの活用を始める企業が増加していることから、近年ではオープンネットワークのネットワークセキュリティが注目を集めています。

オープンネットワークの場合には、クローズドネットワークで行う内部不正に対するセキュリティ対策に加えて、外部からのサイバー攻撃に対するセキュリティ対策も必要です。まずはクローズドネットワークの場合と同様に、出入口への監視カメラ設置、アクセス制限の適切な付与と制限、外部接続機器の使用制限など、内部不正向けのネットワークセキュリティ対策を設定します。

さらにインターネットを通じた外部からのサイバー攻撃を防ぐため、外部からの不正アクセスを遮断するファイアウォール、アンチウイルスソフト、通信ログの取得と管理、IPS(不正侵入防止システム)/IDS(不正侵入検知システム)などによる対策が必要です。

クラウドプラットフォームを利用する場合には、アクセス元の制限、データの暗号化、厳重なユーザー認証とアクセス制限など、より強固なセキュリティ対策の導入を行います。近年、新しいセキュリティ対策として注目を集めているのが、「ゼロトラストネットワーク」や「EDR(Endpoint Detection and Response)」などの対策方法です。次々に新しく出現するマルウェアやウイルス、不正アクセスなど、全ての攻撃を完全に防ぐのは困難であるととらえ、社員が使用するパソコンなどの端末に集中してセキュリティを強化する方法です。

認証機能を搭載した「HENNGE One」でよりセキュアに

「HENNGE One」は、SaaS認証基盤を搭載しているセキュリティサービスです。認証基盤とは、それぞれ別のIDやパスワードを用いて認証を行わなければならない複数のWebサービスやアプリケーションなどにおいて、ログイン時に一つひとつ認証する必要なく全ての認証を一箇所に集約する機能です。

仕事で利用するアプリケーションが多い場合などには、自己管理しなければならないIDやパスワードが大量になることもあるかもしれません。覚えきれないIDやパスワードがある場合には、気軽にメモ書きをして置いておくなど、管理が甘くなりやすいといった問題があります。パスワードを厳重にするほど複数認証の管理も複雑になりますが、認証基盤を利用するとIDやパスワードの認証を集約して安全に管理できます。

HENNGE One を利用すると、Microsoft 365やGoogle Workspace、Cybozu.comなど、クラウド上のアプリケーションへのセキュアなアクセスやシングルサインオンが可能です。安全性の高い多要素認証(MFA)やメール誤送信・情報漏洩対策などのセキュリティにも対応しながら、「脱パスワード」による簡単で強固な認証方法を実現しています。豊富な認証機能や情報漏洩対策機能が搭載されているので、ユーザーが使いやすい機能を自由に選択できます。

まとめ

ネットワークセキュリティがなくてはならない現代では、アプリごとに異なるパスワードを管理しなければならない点がセキュリティ上の大きな問題のひとつでもあります。覚えきれない複数のパスワード管理は業務効率に悪影響を与える場合があり、管理がずさんではセキュリティ上の問題も生じるでしょう。SaaS認証基盤「HENNGE One」を利用すると複数のID・パスワードを集約できるため業務の効率化に役立ち、利便性が高いパスワードレス認証機能の利用も可能です。「HENNGE One」の利用により、強固なネットワークセキュリティがサポートされ、より効率よく安全性を高めることができるでしょう。

HENNGE Oneの導入事例集

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